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●ドル円下落、黒田日銀総裁の円安牽制発言
先週のドル円は125円60銭~70銭まで円安が進んだ後に122円40銭~50銭まで円安が進みました。
日本銀行の黒田総裁が衆院財務金融委員会にて「実質実効為替レートでみると円安になっているのは事実。ここからさらに円安はありそうにない」と発言したことで急激に円買い(円高)がおこりました。
逆黒田バズーカ、逆黒田サプライズでした。
ここまで影響力のある日銀総裁は久々ですね。
後に否定しましたが、影響は後を引きました。
ただ、5月の米国小売売上高が大幅に増加したことで年内利上げ観測が高まり、ドル安に戻しました。
●ドル円は強含みか、日米の金融政策に要注目
17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ開始が協議される可能性があること。
18日-19日の日本銀行金融政策決定会合で追加緩和策が協議される可能性が残されていることから、日米金利差拡大への思惑は残されていて、ドル高円安に進む見通し。
ただ、日米の金融政策の現状維持が決定された場合、ドル売り(ドル安円高)に進む可能性も。
しかし米国経済の底堅さは実証済みなので、そこまでドル安円高は進まないでしょう。
●124円-125円:黒田ライン
黒田日銀総裁が124円台で円安牽制発言をしたことで、124円台が当面の円安の目安となる可能性が。
あまり円安が進むと中小企業が困るってことでしょうか?
先週は要人発言で相場が動いた感じでしたね。
今後も120円~126円程度のレンジ相場と予想します。
iサイクル注文 トラッキングトレードの必要金額と値幅を参考に始められてみてはいかがでしょうか。
過去の月・日ごとのデータ(2015年03月より) | |
ドル円 (単位:pip) | |
2015年03月 | 1,520 |
2015年04月 | 1,400 |
2015年05月 | 1,600 |
06/01(月) | 80 |
06/02(火) | 120 |
06/03(水) | 80 |
06/04(木) | 140 |
06/05(金) | 120 |
06/08(月) | 80 |
06/09(火) | 100 |
06/10(水) | 260 |
06/11(木) | 180 |
06/12(金) | 40 |
06/15(月) | |
06/16(火) | |
06/17(水) | |
06/18(木) | |
06/19(金) | |
06/22(月) | |
06/23(火) | |
06/24(水) | |
06/25(木) | |
06/26(金) | |
06/29(月) | |
06/30(火) | |
当月合計 | 1,200 |
総 計 | 5,720 |