2016年04月第一週は280pips、計28,000円の損益でした!
2016年03月は合計1,280pips、計128,000円の利益でした!
2016年01月よりマイナンバー制度が始まり、FX会社も右往左往しています。
FX会社のマイナンバー対応状況にまとめていますので、参考にしてください。
先週のまとめ
●イエレンFRB議長またもハト派発言、早期追加利上げ観測後退
イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は03月29日の講演で「利上げにおける慎重な姿勢は正当化される」などと発言。
米国地区連銀総裁が好調な米国経済や雇用環境を背景に、早期追加利上げについて前向きな発言を相次いで行うなどしていたため、イエレンFRB議長も連邦公開市場委員会(FOMC)後のハト派過ぎた会見を修正するために、利上げについて以前から修正した発言内容になると思われていました。
そのため講演前には、ドル円は一時113円79銭-80銭まで買われて(円高が進んで)いましたが、講演内容が伝えられると、ドル円は112円台後半へと下落していきました。
先週03月30日発表の米国03月のADP雇用統計や、今月01日発表の米国03月の雇用統計は、どちらも市場予想を上回る強い内容でしたが、イエレンFRB議長の早期追加利上げへの慎重姿勢もあり、04月を始め早期の利上げに結びつく内容ではないとの認識が広がっていたため、ドルの上値は抑えられました。
また、今月17日に開催予定のサウジアラビアやロシアなどが参加する原油の産油国会合で、原油増産凍結案の合意は難しいとの見方も広がり、原油価格が下落。
結果、リスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が進む原因となりました。
結局ドル円は01日に今週最安値の時111円58銭-59銭まで下落し、111円62銭-63銭でこの週の取引を終えました。
先週のドル円推移は、111円58銭-59銭から113円79銭-80銭です。
ちなみに先々週のは、111円21銭-22銭から113円31銭-32銭です。
さらにその前の週は、110円66銭-67銭から114円13銭-14銭です。
さらにさらにその前は112円22銭-23銭から114円44銭-45銭です。
今週の予想
●FOMC議事録はハト派一色だったのか
上記のように米国の早期利上げ観測は後退しています。
今週の06日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)会合議事録で、早期追加利上げに慎重なのが一部のなのか、多数の意思なのかが重要になってきます。
早期追加利上げに慎重な姿勢が見られれば、ドル売り円買い(ドル安円高)が進むことが予想されます。
ただし、04月-05月の米国追加利上げはないにしても、06月は有力な選択肢と残っており、段階的な日米金利差拡大によるドル高円安は市場も認識しており、ドル円の上値は重いものの、急速にドル安円高が進む状況ではないと思われます。
今週の予想レンジは、110円50銭から113円50銭までとみます。
ちなみに先週は、111円50銭から115円という予想でした。
今週の注目材料
04月05日 23:00 【米国】
03月 ISM非製造業景況指数
市場予想は54.1、02月実績は53.4。
イエレンFRB議長が早期追加利上げに慎重な姿勢を再度表明したことにより、指標が予想通り、もしくは上回ってもドル円の頭は重そうです。
しかし下回ると、イエレンFRB議長の発言内容を後押しする結果となり、ドル売り円買い(ドル安円高)が進む可能性があります。
04月06日 27:00 【米国】
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
03月15日-16日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事録が公表されます。
インフレ目標達成時期やドル高の影響、米国経済見通し、リスクなどについて見解が注目されます。
早期追加利上げに対し慎重な意見が多かった場合、ドル売り円買い(ドル安円高)が進む可能性があります。
04月07日 深夜 – 04月08日 未明 【米国】
イエレンFRB議長、歴代FRB議長発言
今までに前例のない初の試み(イベント)。
第15代イエレンFRB議長と歴代のFRB議長経験者(第14代議長B.バーナンキ、第13代議長A.グリーンスパン、第12代議長P.ボルカー)がイベントで対話します。
特定のテーマについて意見交換を行うものではない、とされていますが、顔ぶれから自然とそのような意見が出てくるものと予想されます。
現職のイエレンFRB議長が金融政策や経済見通し、ドル高について意見を述べた場合は、ドル円への影響が出てくるでしょう。
FX(外国為替証拠金取引)の感想
FOMCメンバーから金利正常化(利上げ)に向けた前向きな発言が相次いでいたため、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演にも期待していたのですが…。
まさかの米連邦公開市場委員会(FOMC)声明文やその後の会見と同じ、それ以上に利上げについて慎重な姿勢を示すなど、かなりのハト派的な内容でした。
米国経済に悪影響を与えるリスクとして、中国経済や世界経済の不透明感、不安定な原油価格、ドル高を挙げ、利上げに対する慎重な姿勢は特に正当化されると発言。
コアインフレ率が2%に近づいていることに対しては楽観視せずに、場合によっては利下げの検討もありうる、とかなり突っ込んだハト派発言まで出る始末です。
結果ドルは全面安の展開に。
市場からはこれで04月利上げはなくなり、06月の利上げ確率をも低下しました。
しかしFOMCの金利予測(ドットチャート)では、前回03月の時点で、年2回の利上げが最多の9名。
年内4回の利上げが4名、年3回の利上げも3名存在しています。
01日の米国03月の雇用統計も、非農業部門雇用者数が市場予想の前月比20.5万人を上回る+21.5万人増と、以前好調さを示しました。
また失業率も、5.0%と前月から0.1ポイント悪化したものの、これは労働参加者が増えたことでむしろ良いことであり、肝心の平均時給は前年同月比2.3%増と、改善が見られました。
この良好な雇用統計結果を見ると、徐々に日米金利差が拡大していくと期待が持て、今後円安に向かっていくと思うのですが…。
06月を言わず、早く円安に向かって欲しいものです(祈り)
iサイクル注文やトラッキングトレード運用設定時のドル円相場は、
短期:110円~115円程度のレンジ相場
長期:110円~120円程度のレンジ相場と予想します。
(iサイクル注文やトラッキングトレードを利用する場合は想定変動幅として見てください)
iサイクル注文やトラッキングトレードは遊んでいる最中や寝ている最中でも自動で売買取引しているので、資金管理と設定さえしっかりしておけば、あとは見ているだけ、もしくは結果を確認するだけとなります(笑)
※iサイクル注文は外為オンラインの登録商標です。
※トラッキングトレードは外為オンラインからライセンス供与を受けたサービスです。
現在の保有ポジション
117.500
117.300
117.100
116.900
116.700
116.500
116.300
116.100
115.900
115.700
115.500
115.300
115.100
114.900
114.700
114.500
114.300
114.100
113.900
113.700
113.500
113.300
113.100
112.900
112.700
112.500
112.300
112.100
111.900
111.700
先週、ようやく…久しぶりの113円台で週の取引を終えました、と書いてから1週間。
114円台どころか、111円台まで急落しています。
そもそも他のクロス円通貨に比べて、明らかにドルは売られすぎ、円は買われすぎです。
それもこれも先のイエレンFRB議長のハト派発言を受けての展開であり、残念ながらドル安展開は継続すると思われます。
当分110円から115円内でのレンジ相場でしょうか。
資金管理とリスク管理、ポジション管理は重要だと改めて思います。
なお上記設定内容については、iサイクル注文 トラッキングトレード開始!、及びトラッキングトレード中止(取消)後に再稼動を参照ください。
必要金額と値幅を参考にiサイクル注文やトラッキングトレードを始められてみてはいかがでしょうか。
マネーパートナーズさんの連続予約注文の場合でも、参考・目安になると思います。
ただし10000PFXと100nanoの違いには注意してくださいね。
iサイクル注文 トラッキングトレードの利益
過去の月・日ごとのデータ(2015年03月より) | |
ドル円 (単位:pip) | |
2015年03月 | 1,520 |
2015年04月 | 1,400 |
2015年05月 | 1,600 |
2015年06月 | 2,100 |
2015年07月 | 1,480 |
2015年08月 | -6,480 |
2015年09月 | 2,840 |
2015年10月 | 1,620 |
2015年11月 | 880 |
2015年12月 | 1,660 |
2016年01月 | 440 |
2016年02月 | -13,440 |
2016年03月 | 1,280 |
04/01(金) | 80 |
04/04(月) | |
04/05(火) | |
04/06(水) | |
04/07(木) | |
04/08(金) | |
04/11(月) | |
04/12(火) | |
04/13(水) | |
04/14(木) | |
04/15(金) | |
04/18(月) | |
04/19(火) | |
04/20(水) | |
04/21(木) | |
04/22(金) | |
04/25(月) | |
04/26(火) | |
04/27(水) | |
04/28(木) | |
04/29(金) | |
当月合計 | 80 |
総 計 | -2,000 |