トラッキングトレード週間取引レポート20151226

実験的に12月第四週の取引結果を掲載してみることにしました。
詳細は下記の記事で。

2015年12月第四週は120pips、計12,000円の利益でした!
2015年12月は合計1,580pips、計158,000円の利益です!

欧米の市場関係者の多くがクリスマス休暇に入っていることから、薄商いの週となりました。
12月最終週も年末年始の休暇により取引参加者少ないことから、やはり薄商いが予想されます。

先週のまとめ

日銀による早期追加緩和観測は後退

先週のドル円為替相場は、ドルが一時120円05銭-06銭まで下げる展開となりました。

先々週の日銀追加緩和(正しくは金融緩和の補完策)の失敗が尾を引いている状態です。
(どちらかというと世界的には原油安によるリスクオフ展開の方が問題ですが)

黒田日銀総裁は24日の講演で「2%の物価目標の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、量的質的金融緩和を継続する」と発言。

先の小出しの追加緩和(正しくは金融緩和の補完策)が出たこともあり、日銀による大型の追加緩和への早期実施観測(期待)がさらに後退したことにより、ドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。


先週のドル円推移は、120円05銭-06銭から121円50銭-51銭。

ちなみに先々週のは、120円34銭-35銭から123円54銭-55銭です。
さらにその前の週は、120円57銭-59銭から123円47銭-49銭です。
さらにさらにその前は122円29銭-31銭から123円66銭-68銭です。

新しく120円から123.5円のレンジ相場に入った感じです。

原油安株安、日銀追加緩和(正しくは金融緩和の補完策)の失敗から、さらにドル安円高に向かう可能性もあり、資金管理には十分な注意が必要です。


今週来週の予想

年末年始休暇による薄商いだがドルは底堅い

今週来週(12月最終週-01月第一週)のドル円為替相場は薄商いで、上値の頭は重たいですが下値も底堅い展開でしょうか。

2016年以降も米国の利上げが段階的に引き上げられると予想されており、ドル買い需要がが大きく後退することはないでしょう。

01月06日までは特段材料が無く、値動きは限定されそうですが、06日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録や、米国12月ADP雇用統計あたりから市場も活発化してきそうです。

特に08日発表の米国12月雇用統計には最重要イベントです。

FOMC議事録に米国経済見通しや今後の利上げに対するタカ派的な意見が多く含まれていた場合、米国12月の雇用統計が市場予想を上回った場合などはドル買い(ドル高)が大きく進むでしょう。

逆に雇用統計内容が市場予想を大きく下回った場合は、年4回の利上げ観測は後退し、ドル売り(ドル安)が進む可能性があります。

今週の予想レンジは、119円から123円までとみます。
ちなみに先週は、120円から124円という予想でした。


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今週来週の注目材料

01月06日 22:15 【米国】
12月ADP雇用統計

市場予想は前月比+19.4万人。
11月実績は前月比+21.7万人。

予想以上に雇用情勢の改善が進んでいる状況ですが、12月については11月実績を下回る見込みです。


01月06日 28:00 【米国】
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

9年半ぶりに利上げを決定した12月15-16日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録。
議事録内容が年4回の利上げを思わせるタカ派的な内容であれば、ドル買い(ドル高)が進むことでしょう。

逆に慎重な意見(メンバーはハト派の人が多い)があれば、ドル売り(ドル安)に振れる可能性があります。


01月08日 22:30 【米国】
12月雇用統計

市場予想、失業率は5.0%(11月実績5.0%)。
非農業部門雇用者数は前月比+20.0万人(11月実績前月比+21.1万人)。

週ごとの12月新規失業保険申請件数は、11月の同時期とほぼ同じで推移しており、12月の非農業部門雇用者数も11月実績に近い数字になる予想です。

米国の雇用情勢は相変わらず(人員削減も進んでおらず)堅調で、12月の失業率は5.0%と11月と同じになる見込みです。


FX(外国為替証拠金取引)の感想

米連邦準備制度理事会(FRB)は毎回、連邦公開市場委員会(FOMC)の終了後に政策金利見通し(フェデラルファンド(FF)金利)を発表していますが、現時点では1年後の2016年末の金利見通しは1.375%、2年後の2017年末は2.375%となっています。

これは、年に0.25%の利上げが計4回実施されることを示しています。

量的緩和が続き、追加緩和の可能性に関心が集まる日本とは真反対です。

長期的にはドル高円安は間違いないのでしょうが、短期的にはドル安円高が予想されています。


先週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀金融政策決定会合という重要イベント終わり、投資家がクリスマス休暇に突入した結果、値動き(利益儲け)の少ない週となりました。

しかもドル安円高方向に進んでいます。
1ドル120円割れはなんとは防いだ状態です。

日本株は株安展開ですが、原油価格や米国株は持ち直して上昇しているのに、ドル円相場はそれに連動せず、ドルは値を下げています。

ちょっと怖い兆候ですね。



iサイクル注文やトラッキングトレード運用設定時のドル円相場は、
短期:118円~124円程度のレンジ相場
長期:116円~126円程度のレンジ相場と予想します。

(iサイクル注文トラッキングトレードを利用する場合は想定変動幅として見てください)

ドル高円安方向への展開が予想されますが、iサイクル注文やトラッキングトレードは遊んでいる最中や寝ている最中でも自動で売買取引しているので、資金管理と設定さえしっかりしておけば、あとは見ているだけ、もしくは結果を確認するだけとなります(笑)

※iサイクル注文は外為オンラインの登録商標です。
※トラッキングトレードは外為オンラインからライセンス供与を受けたサービスです。

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現在の保有ポジション

123.700
123.500
123.300
123.100
122.900
122.700
122.500
122.300
122.100
121.700
121.500
121.300
121.100
120.900
120.700
120.500
120.300
120.100


トラッキングトレード週間取引レポート20151226

実験的に12月第四週の取引結果を掲載してみることにしました。
本当は日付も入れたかったのですが、日付を入れると注文番号とかも入ってしまい、ちょっとまずいかな…、ということで上の図となりました。

下の3つの売買損益2,000円が21日の取引分。
次の2つの売買損益2,000円が22日の取引分。

24日25日は新規ポジションの買い注文のみで、決済の売り注文はなし、という一週間でした。

ちなみに大商いとなった先々週は、画面スクロールしないと入りきらなかったぐらいです。

そう考えると取引的に寂しい一週間でしたね。

要望があればこういう見せ方も考えていきたいと思います。


なお上記設定内容については、iサイクル注文 トラッキングトレード開始!、及びトラッキングトレード中止(取消)後に再稼動を参照ください。


必要金額と値幅を参考にiサイクル注文トラッキングトレードを始められてみてはいかがでしょうか。

マネーパートナーズさんの連続予約注文の場合でも、参考・目安になると思います。
ただし10000PFXと100nanoの違いには注意してくださいね。


iサイクル注文 トラッキングトレードの利益

過去の月・日ごとのデータ(2015年03月より)
ドル円 (単位:pip)
2015年03月 1,520
2015年04月 1,400
2015年05月 1,600
2015年06月 2,100
2015年07月 1,480
2015年08月 -6,480
2015年09月 2,840
2015年10月 1,620
2015年11月 880
12/01(火) 60
12/02(水) 40
12/03(木) 100
12/04(金) 160
12/07(月) 20
12/08(火) 0
12/09(水) 20
12/10(木) 140
12/11(金) 140
12/14(月) 100
12/15(火) 120
12/16(水) 80
12/17(木) 220
12/18(金) 260
12/21(月) 60
12/22(火) 40
12/23(水) 20
12/24(木) 0
12/25(金) 0
12/28(月)
12/29(火)
12/30(水)
当月合計 1,580
総  計 8,540

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