iサイクル注文トラッキングトレード-下落相場下落トレンド

アメリカ利上げペース減速懸念も…



先週は、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースの減速懸念。

具体的には早ければ2019年中ごろには利上げが終了するのではないかとの憶測が浮上してきましたが、欧州リスクもありユーロ安ポンド安⇒結果、ドル高円高状態となりました。

そのため、この1週間の値幅も91銭程度

ほとんど値が動いていません。

相変わらずのレンジ相場が続いています。


ドルの下値は底堅く、レンジ相場が続きそうなiサイクル注文トラッキングトレードを始めるチャンス!

11月第4週のまとめ

先週は、先日のクラリダFRB副議長の発言からアメリカの政策金利が中立金利(景気を刺激も抑制もしない中立な状態の金利)に近づいており、2019年の半ばにも追加利上げが終わるのではないかとの思惑が浮上したことから、ドル売り(ドル安)が進みました。

しかしイタリアの債務・財政問題や、世界的な株安展開からのリスク回避姿勢から、ユーロ売りポンド売り⇒結果ドル買い円買い(ユーロ安ポンド安ドル高円高)が進みました。

結局ドル円では、週の終値はおよそ1ドル=112円96銭と、先週の終値112円82銭から14銭程度のドル高円安となり、この週の取引を終えています。

米中対立

先に行われたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会談で米中が激しく対立。

APEC共同宣言の採択が断念に追い込まれたことから、今月末の20カ国首脳会議(G20)で行なわれる予定の米中首脳会談の結果に対する楽観姿勢も後退し、リスク回避姿勢が続いています。

世界経済の減速懸念

また、世界的な景気減速・経済成長の鈍化懸念が浮上してきたことから、資源国通貨売り(豪ドル・加ドル安)・新興国通貨売り(南アランド安・メキシコペソ安)が進みました。

株安・原油安

サウジアラビアのファリハ・エネルギー相が、現在過去最高だった前月(日量1070万バレル強)を上回る水準の原油生産を行っている、と発言したこと。

上記通り世界的な景気減速・経済成長の鈍化懸念が浮上してきたことから、需要低迷・在庫増加を嫌い原油価格が急落

結果、アメリカ株価も下落し、アメリカ長期金利(10年債利回り)も低下したことから、リスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。

しかし112円台後半ではドル買いが入るなど底堅く、結局112円95銭-96銭でこの週の取引を終えました。

ドル円の推移

先週のドル円推移は、112円30銭-31銭から113円21銭-22銭でした。

ちなみに先々週のは、112円63銭-64銭から114円20銭-21銭です。

さらにその前の週は、112円94銭-95銭から114円08銭-09銭です。

参考までにその前は、111円77銭-78銭から113円38銭-39銭です。

ひとつおまけに前週、111円37銭-38銭から112円88銭-89銭です。

もうひとつおまけで、111円62銭-63銭から112円72銭-73銭です。



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11月第5週の予想

上記通り、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げペースの減速が意識されている(ドル安)ものの、イタリアの債務・財政問題やイギリス政局の不透明化などのリスク要因もあり、ユーロやポンドは弱く(ユーロ安ポンド安、結果ドル高)と、方向性を選べない展開が続きそうです。

つまりは今週もレンジ相場となる見通しです(笑


今週の重要な米国・日本のイベントは、

11月28日の米国:7-9月期国内総生産(改定値)

11月29日の米国:連邦公開市場委員会議事要旨

11月30日-12月1日の20カ国首脳会議(G20)

などが予定されています。


今週の注目は…、アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月7-8日開催分)でしょうか。

最近になってFRB高官による弱気・ハト派発言が目につきます。

趣旨の内容がハト派寄りとなった場合、市場関係者の間で噂となっている追加利上げの2019年中の終了するとの思惑が現実味を帯びてきて、ドル売り(ドル安)につながりそうです。

(個人的には現状は一時的な現象で悲観的な印象はないですが、株安はなんとかして欲しいです)

利上げペース減速懸念

当初アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペース見通しは、

2018年:4回(12月に残り1回)

2019円;3回

2020年:1回

2021年:0回

とされてきました。

しかし現在2019年の半ばには追加利上げが終わるのではないかとの思惑が浮上してきています。


先もクラリダFRB副議長が「アメリカの金利はFRBが中立金利と見なす水準に近づいている」との考えを示したほか、ダラス地区連銀のカプラン総裁も欧州と中国の減速が原因で世界経済が鈍化し、アメリカ経済に影響を与える可能性について言及しています。

今後もアメリカの利上げペースに関するFRBや政府高官の発言には注意が必要です。

米中首脳会談

今月末(11月30日-12月1日)に開催される20カ国首脳会議(G20)で、トランプ・アメリカ大統領と習近平・中国国家主席との米中首脳会談が予定されています。

中国側がある程度譲歩するのではないか、との一部報道はあるものの、アメリカが日本などの同盟諸国に対して中国の通信機器メーカーであるファーウェイ製品の使用中止を申し入れていたことが判明するなど、予断を許さない状況となっています。

米中貿易戦争解消への道筋が見えればリスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)姿勢のドル買い円売り(ドル高円安)・株高展開が予想されるも、対立が激化するようだとリスク回避姿勢は継続し、ドル買い(ドル高)・株高展開は持ち越しになりそうです。

欧州リスクは継続

ただ、欧州通貨の弱気姿勢はドルに対する支援材料になりそうです。

イタリアの債務・財政問題については、欧州委員会がユーロ圏の財政規律を順守していないとして、制裁手続きに入りました。

また、イギリスも欧州連合(EU)からの離脱草案については合意したものの、メイ首相を含めイギリス政局は不透明感を増しており、ユーロとポンドは弱含みで推移することが予想されています。

結果、リスク回避的なユーロ安ポンド安がドル高円高を誘いドルは底堅く推移する見込みです。

今週のレンジ予想

今週の予想レンジは、111円50銭から114円00銭までと予想します。

ちなみに先週も、111円50銭から114円00銭という予想でした。


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FX(外国為替証拠金取引)の感想

リスク回避姿勢・リスク回避姿勢と言われていますが、ドル円は112円さえも割らず、至って堅調に底堅く推移しています。

本当にリスク回避姿勢が進むのであれば、110円割れは当然として、108円近くまで下げてもおかしくはないのですけどね。

逆にリスク回避姿勢を前面に出しているのが株価。

特にアメリカ株価は先週も週間でニューヨークダウ平均が4.44%安

S&P500が3.79%安ナスダック総合も4.26%安と、2週連続の続落。

通常、感謝祭の週は小売業界が引っ張り期待先行もあり、株高展開となりがちですが、上記主要3指数が揃って下げています(涙


ニューヨークダウ平均の1月2日の終値が24,824ドルだったことを考えれば、11月23日の取引終値が24,285ドルなので、年初来の上昇分をすべて吐き出してしまった状態です。

同じくナスダック総合指数も1月2日の終値が7,006P、11月23日の取引終値が6,938Pなので、年初来の上昇分をすべて吐き出してしまった状態となっています。

結果、サトウカズオが保有しているナスダック連動ETFも

↓11月19日↓



↓11月24日↓




と、大変なことになっています。

思わず追加入金してロスカットを防いでいる状況です。

なんとしても今月末のG20での米中首脳会談を成功させ、株価反転上昇のきっかけを作って欲しいものです。

(そうすればリスク回避姿勢後退、リスクオン状態でドル高円安新興国通貨高になるよ♪)

いや、本当に神さま、お願いします。

これからは良い子になります。

親孝行もします、人に喜ばれることします。

だから、ナスダック総合指数をこれ以上下げないでください。

お願いします(祈り

お願いします(涙


ただサトウカズオはアメリカ経済がそこまで悲観的とは思っておらずドル円に関しては、今週も好調なアメリカ経済・堅調な労働市場、結果利上げ姿勢継続からの日米金利差拡大への思惑からのドル高円安。

しかし、リスク回避姿勢・株安展開継続からのドル安円高。

と、今週もやっぱりレンジ相場と予想します(笑

(どこにでもある1ドル円為替見通しブログの1素人管理人の意見ですからね!)

(でもアメリカ株価は本当に心配(涙)



iサイクル注文トラッキングトレード運用設定時のドル円相場は、

短期:108円~115円程度のレンジ相場
長期:105円~115円程度のレンジ相場

と予想します。

iサイクル注文トラッキングトレードは遊んでいる最中や寝ている最中でも自動で売買取引しているので、資金管理と設定さえしっかりしておけば、あとは見ているだけ、もしくは結果を確認するだけとなります(笑)

iサイクル注文は外為オンラインの登録商標です。
トラッキングトレードは外為オンラインからライセンス供与を受けたサービスです。


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