2016年1月よりiサイクル注文とトラッキングトレードの手数料が変更になりました。
変更後どうなったのか、他ツール(自動売買リピート注文系システムトレード)と比較してどうなのかを検証します。
新規手数料200円、決済手数料0円
iサイクル注文とラッキングトレードは、2014年10月から開始されました。
その時は10,000通貨あたり往復400円(新規注文取引200円/決済取引200円)の手数料がかかっていました。
しかし、2014年11月より手数料無料キャンペーンと銘打ち、新規注文取引手数料0円/決済取引手数料0円となり、それが1年以上続いていたのですが…。
本日1月1日をもって(正確には為替市場休場明けの4日の取引から)、新キャンペーンとなり、手数料半額キャンペーンとして生まれ変わりました。
iサイクル注文の場合:
キャンペーン中、iサイクル注文、およびサイクル注文におけるポジション決済分の手数料を無料といたします。
(ただし、新規約定時は手数料がかかります)
※通常トラッキングトレードでのご注文には、1万通貨あたり400円(新規取引200円/決済取引200円)(注)の手数料が必要となりますが、 キャンペーン適用対象のお取引につきましては、決済分の手数料を無料とさせて頂きますので、取引手数料が実質半額となります。
(注)1,000通貨取引のブロードライトコースは、40円(新規取引20円/決済取引20円)となります。
ブロードライトコース 1,000通貨単位
新規注文取引20円/決済取引0円
ブロードコース 10,000通貨単位
新規注文取引200円/決済取引0円
と、なります。
ただし、iサイクル注文とトラッキングトレードとも新規口座開設者は、口座開設完了日(申し込み後、実際に手続きが完了した日)より90日間は完全手数料無料(新規注文取引0円/決済取引0円)となります。
取引への影響
管理人は現在トラッキングトレードにおいて、
●「通貨ペア:ドル/円(USD/JPY)」
●「ポジション方向:買」
●「参考期間:1年」(適当)
●「想定変動幅:700pip」(手動で変更)
●「対象資産(必要金額):3,000,000円」
20pip(20銭、2,000円)ごとの利食い設定で運用しています。
毎日iサイクル注文トラッキングトレードの検証で書いていますが、1ポジションあたりの利益(儲け)が、
改定前:
20pips (取引手数料無料)
2,000円(取引手数料無料)
から、改定後:
20pips ⇒ 20pips – 2pips=18pips
2,000円⇒2,000円-200円=1,800円
となってしまいました。
まあ、iサイクル注文やトラッキングトレードは、遊んでいる最中や寝ている最中でも自動で売買取引しているので、資金管理と設定さえしっかりしておけば、あとは見ているだけ、もしくは結果を確認するだけなので、楽ではありますが(笑)
ループイフダン、トラリピとの比較
iサイクル注文(外為オンライン)、トラッキングトレード(FXトレーディングシステムズ)、ループイフダン(アイネット証券)、トラリピ(マネースクウェア・ジャパン)との比較
通貨ペア | iサイクル注文 | トラッキングトレード | ループイフダン | トラリピ |
米ドル円 | 3pips(1+2) | 2.3pips(0.3+2) | 2pips(2+0) | 10pips(4+6) |
ユーロ円 | 4pips(2+2) | 2.8pips(0.8+2) | 3pips(3+0) | 11pips(5+6) |
ポンド円 | 5pips(3+2) | 6.7pips(4.7+2) | 5pips(5+0) | 14pips(8+6) |
豪ドル円 | 5pips(3+2) | 5.6pips(3.6+2) | 4pips(4+0) | 12pips(6+6) |
見方として、iサイクル注文ドル円の場合
3pips(1+2)
合計:3pips=(スプレッド:1pips+手数料:2pips)
トラッキングトレードドル円の場合は
2.3pips(0.3+2)
合計:2.3pips=(スプレッド:0.3pips+手数料:2pips)
となります。
トラリピはちょっとコスト的に置いといて…(笑)
管理人はドル円しかやりませんが、ドル円・ユーロ円ならトラッキングトレード・ループイフダンってとこでしょうか。
なんにせよ手数料が取られだしたのは痛いですね。
まあ、今までが安かった、まだ本来の半分と見るべきなのでしょうか。
テクニックやスキルの勉強も必要ない。
「お金のために働くのではなく、お金を働かせる」
ほったらかし分の手数料ですかね。
iサイクル注文とトラッキングトレード運用設定時のドル円相場は、
[2016年03月20日修正]
短期:110円~116円程度のレンジ相場
長期:110円~120円程度のレンジ相場と予想します。
(iサイクル注文やトラッキングトレードを利用する場合は想定変動幅として見てください)
※iサイクル注文は外為オンラインの登録商標です。
※トラッキングトレードは外為オンラインからライセンス供与を受けたサービスです。
手数料の必要経費について質問を頂いたのでコメントしておきますね
FXの利益には税金がかかりますが、利益全体から必要経費を引いた金額に対して税金がかかります
引ける必要経費には「手数料」「セミナーへの参加費とその交通費」「書籍代」とかです
「手数料」は項目もありますから必ず申請してくださいね
パソコンで取引しているなら「パソコン代」
スマホで取引しているなら「スマホ代」
その「通信料」や「プロバイダー代」も経費となるのですが、この上4つはどこまでがFX取引にかかわるもので、どこまでがプライベートなのか分かりにくいため、申請するときには税務署に相談ください
管理人は”今のところ”上4つは申請していません
手数料は1万通貨あたり一律200円ですから、ドル円の場合ですと注文が20pips間隔なら利益の10%、15pips間隔なら13.3%、10pipsになると20%になります。
それが決済時にもかかるように変更されたら利益に対するパーセントが2倍になります。
ユーザーは損失のリスクを負いますが、FX会社には取りっぱぐれのリスクはありません。
よって、手数料は今後もずっと新規注文時200円、決済時ゼロでお願いしたいものです。
mickさん、コメントありがとうございます。
まったくもってその通りです。
これ以上の手数料増額は勘弁して欲しいものです。
ただ他のFX会社さんとの競争の手前、おいそれと増額は出来ないでしょう。
増額したら…乗り換え考えるレベルです。
あ、手数料無料キャンペーン復活は大歓迎ですが(笑
カズオさま
フォローのコメントをありがとうございます。
因みに3月23日からの昨日までの実戦トレードの成績は以下です。
決済利益:300オーダーで165301円(7回の損切含む)
新規注文手数料:331オーダーで66200円
よって、リアルな手数料比率は66200/165301=40%になります。
メインのユーロドルが足元で一方的な上昇トレンドなのでこうなっています。
しかし、いずれ上昇は止まりレンジ相場か下降相場に変化するので、手数料比率は下がっていくと予想します。
mickさん、コメントありがとうございます。
うーん、まあ損切り込みのパーセンテージですからねー。
この手のリピート注文系システムトレード(自動売買)はいかに損切りさせないかですから、損切りな無かったら素晴らしい数字となったことでしょう。
まあ用意できる軍資金には限りがありますから、難しいところなのですけどね。
(その場合は利益拡大幅を広げるとかの対処法を)
ただ数字があるとやはり説得力が違いますね(笑
いつもありがとうございます♪