11月01日(日)、つまりは本日より米国はサマータイム(夏時間)から標準時間(冬時間)へ切り替わります。
取引時間が若干変わりますので、皆さん気をつけてくださいね。
サマータイムと標準時間
FX取引は土日を除き24時間取引ができ、特に自動売買のリピート注文系システムトレード(iサイクル注文やトラッキングトレード等)を利用する場合は、それだけ利益を得る(儲かる)機会があるということになります。
ライフスタイルに合わせて好きな時間に取引が出来るというのは、FXの大きな魅力のひとつです。
しかし為替相場が良く動く時間(儲かる時間損する時間)は、主に欧州時間からニューヨーク時間にかけてといわれています。
これは取引をする流通量が大きいので仕方がないですが、これを知っておかないと相場の変化についていけません。(自動売買の場合を除く)
特にロンドン市場とニューヨーク市場の取引時間が重なる時間が一番活発に動きます。
その中でも特に為替相場に強い影響を与えるのが米国です。
その米国はサマータイム(夏時間)と標準時間(冬時間)を定めています。
米国では、毎年3月第2週の日曜日から11月第1週の日曜日までをサマータイム(夏時間)、11月第1週の日曜日以降は標準時間(冬時間)と定めており、1時間の違いがありますので注意が必要です。
FX会社のサマータイムと標準時間
FX会社名 | サマータイム 2015年3月8日(日)~ |
標準時間 2015年11月1日(日)~ |
外為オンライン [iサイクル注文] |
月曜日午前7時00分 ~土曜日午前5時55分 |
月曜日午前7時00分 ~土曜日午前6時55分 |
FXトレーディングシステムズ [トラッキングトレード] |
月曜日午前7時00分 ~土曜日午前5時55分 |
月曜日午前7時00分 ~土曜日午前6時55分 |
マネーパートナーズ [連続予約注文] |
月曜日午前7時00分 ~土曜日午前5時50分 |
月曜日午前7時00分 ~土曜日午前6時50分 |
YJFX! [トレードコレクター] |
月曜日午前7時00分 ~土曜日午前5時50分 |
月曜日午前7時00分 ~土曜日午前6時50分 |
DMM.com証券 [DMM FX] |
月曜日午前7時00分 ~土曜日午前5時50分 |
月曜日午前7時00分 ~土曜日午前6時50分 |
GMOクリック証券 [FXネオ] |
月曜日午前7時00分 ~土曜日午前6時00分 |
月曜日午前7時00分 ~土曜日午前7時00分 |
※取引時間はメンテナンス時間などを除きます。
平日でも10分-15分程度のメンテナンス時間があります。
メンテナンス時間については各FX会社にてご確認ください。
11月は米国サマータイムから標準時間への移行ということになります。
各社金曜日のクローズ時間が、おそよ1時間延びるといった形でしょうか。
週末のチェックで5時半に起きるのはつらいですが、6時半に起きてチェックするのはそれほどでも…かな?(笑)
↑管理人も利用中:iサイクル注文とトラッキングトレード↑
サマータイムと標準時間の影響
本日より米国では、サマータイム(夏時間)から標準時間(冬時間)に替わりますが、変わるのは取引時間だけではありません。
米国の経済指標発表なども変わってきます。
先週までは米国雇用統計やGDP発表など米国の経済指標は、だいたい21:30の発表が多かったのですが、今週からは22:30になります。
ここは要注意ですね!
今週2015年11月06日(金)の米国雇用統計も22:30となりますので、残業や飲み会で帰りが遅くなっても少しは大丈夫かもしれません(笑)
為替市場の取引時間
東京証券取引所の取引時間は、午前09時から午後03時と決まっています。
各国の証券市場もサマータイム制による時間のずれはあるものの、取引時間は決まっています。
しかし、FXは土日を除き祝日でも24時間取引が可能です。
そのため平日は朝から晩まで寝ていると時もずっと取引が行われていますが、時間帯によって値動きに差はあります。
ちなみに外国為替市場は、株式のように取引所というものがある訳でないので、各市場で何時から何時まで、といった具合に取引時間が決まっている訳ではありません。
各主要地域主要地区の参加者が活発に取引をしている時間をその地域地区に対していわゆる、東京市場・欧州市場・ニューヨーク市場のように呼んでいます。
それぞれの時間帯ごとの値動きの特徴は以下の通りです。
オセアニア市場
主要国:
ニュージーランド・オーストラリア
取引時間:
05時~15時
市場参加者は少なく、あまり値動きはありません。
ただし週末に政治・経済に動きがあった場合の月曜日の早朝は上下に激しく動いていたりします。
(いわゆる「窓が開く」)
東京市場
主要国:
日本・中国・シンガポール
取引時間:
09時~18時
日本や中国、シンガポールの市場参加者が参加してきます。
日本や中国の経済指標の発表もあり、為替相場も動いてきます。
特に日本や中国の株価は世界市場に影響を与えるため、為替市場にも影響を与えます。
欧州市場
主要国:
ドイツ・イタリア・スイス・フランス・イギリス
取引時間:
16時~26時
欧州の株式市場の開始と共に、値動きが活発になってきます。
ドイツやイギリス、ユーロ圏の経済指標発表もあり、東京時間に値動きの少なかった場合も欧州時間に入ると上下に動いたりと変化が出てきたりする場合も多いです。
ニューヨーク市場
主要国:
アメリカ・カナダ
取引時間:
22時~07時
アメリカを始めとする北米・南米の参加者が参入し、為替相場の値動きは激しくなります。
特に世界1位の経済大国アメリカの経済指標は世界経済に直結するため、発表時には激しく上下したりします。
特に欧州市場とニューヨーク市場が重なる時間は取引量がピークとなるため、日本時間では深夜でも為替相場の値動きは乱高下したりと注意が必要です。