iサイクル注文トラッキングトレード 08月第二週の検証 | iサイクル注文トラッキングトレード検証ブログ

↑中国人民銀行は先週3日連続で中国人民元切り下げを実施しました。

●中国人民元切り下げショック

中国人民銀行(中央銀行)が11日、突然対ドル為替レートの基準値を引き下げました。

中国人民元安ドル高に調整したことにより、つられる形でドル買い円売り(ドル高円安)が進行。
12日も中国人民元の切り下げが発表され、ドル円は一時125円28銭まで上昇しました。

しかし中国人民元を切り下げたことにより、中国経済の停滞観測が生まれ、ひいてはアジア経済、世界経済への懸念からリスク回避的な円買い(円高)が進行(123円79銭)。

その後中国人民銀行は13日、人民元相場の安定を目指すことを表明。
同じく13日発表の米国07月の小売売上高や週間新規失業申請件数が予想とほぼ同じだったことで、09月利上げ観測が復活。

リスク回避の円買い(円高)は一服し、結局ドル円は、124円30銭前後まで値を戻しました。

先週のドル円の推移は、123円78～80銭から125円27銭～29銭でした。

●米国利上げを見極める展開

今週のドル円は、堅調推移でしょうか。

中国人民元ショックが落ち着き、本来の米国経済指標に一喜一憂しながらの、09月米国利上げ実施を見極める展開となりそうです。

18日の住宅着工件数、19日の消費者物価指数に注目です。

また、19日には07月のFOMC議事録が公表されます。
内容次第では、ドル円年初来高値の125円86銭を抜けて、126円台に到達かもしれません。

予想レンジは、123円前半から126円前半までと見ます。

19日 21:30 【米国】
07月消費者物価指数

早期利上げ観測が高まるなか、09月利上げに向けての正当化材料となるかが注目されます。

総合指数・コア指数が予想通りであれば、インフレ懸念は後退、09月利上げに向けての準備が整います。

19日 27:00 【米国】
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

先月07月の28日-29日に行われた米連邦公開市場委員会(FOMC)では、米国経済と雇用環境の力強さは継続していることが確認されましたが、こと利上げ時期に関しては従来どおりの内容でした。

19日公表される議事録で、インフレ見通しやドル高について出席者がどう考えているのかが注目されます。

先週はなんと言っても中国の中央銀行にあたる中国人民銀行が11日に行った中国人民元切り下げでしょう。
突然だったこともあり、大きな衝撃で受け止められました。

さらには翌12日にも引き下げられ、さらにさらに翌々日の13日にも行われ、計3日連続で実施されました。

ドル円は(ギリシャ債務問題や中国株安問題に比べれば)言ってもそこまでの影響は無かったですが、新興国市場では大混乱を起こしました。

このまま中国人民元が安定的に推移すれば、米国09月の利上げに向けて問題は無いですが、再びドル高人民元安が進行したり、中国当局による介入が実施されれば、世界経済への懸念から、09月の利上げはし難くなることが予想されます。

注視していかなければならないのでしょうけど、中国当局の思惑次第でどうにでもなる市場であることを示した以上、見守ることしか出来ないのですけどね…。

今後も120円～126円程度のレンジ相場と予想します。

125.703
125.500
125.300
125.100
124.900
124.700
124.500
124.300

前の週(08月第一週の検証内容)とまったく同じでした。

これで言えることは…レンジ相場絶賛継続中です！
iサイクル注文やトラッキングトレード得意の為替相場となっています。

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マネーパートナーズさんの連続予約注文の場合でも、参考・目安になると思います。
ただし10000PFXと100nanoの違いには注意してくださいね。