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ドルの下値は底堅く、レンジ相場が続きそうなiサイクル注文トラッキングトレードを始めるチャンス!

先週のまとめ

先週のドル円は、原油価格の上昇を意識し米国のインフレ率上昇、及び長期金利上昇による日米金利差拡大を意識したドル買い円売り(ドル高円安)が進み、一時111円07銭-08銭と111円台を回復しました。

週の終値もおよそ1ドル=110円70銭と、先週の終値109円31銭から、1円39銭程度の大幅なドル高円安となり、この週の取引を終えています。

次回米国連邦公開市場委員会(FOMC)

15日に発表された米国4月の小売売上高は、前月比+0.3%と市場予想通りだったことが好感され、米国の景気拡大傾向が今後も続くとの期待感から、ドル買い(ドル高)が進みました。

米国長期金利も一時3.10%を突破しており、ドル高への支援材料となっています。

市場では堅調な米国経済から、次回開催される米国連邦公開市場委員会(FOMC、6月12日-13日)の会合で0.25%の利上げが予想され、既に織り込み済みとなっています。

しかし市場関係者の間では、現状の年3回予定の金利見通しが年4回へと上方修正される可能性も噂され現実味を帯びてきています。

その場合、一段のドル買い(ドル高)材料となるでしょう。

米中貿易協議再開

中国代表団がワシントン入りし、米中貿易協議が再開されたことで米中間の貿易戦争が回避されるのではないか、との思惑もドル買い(ドル高)材料となりました。

中国は米国産の農産物などの巨額輸入に同意し、さらなる対米貿易黒字の削減を検討するなど、米中とも決定的な対立の回避する姿勢を見せたことでリスク回避姿勢は後退していきました。

イタリア問題

しかし18日、イタリアで欧州連合(EU)に懐疑的な「五つ星運動」と極右「同盟」が連立政権樹立に向けた政策で合意。

その合意内容がばらまき政策を行う内容だったことから、イタリアの債務問題も再燃し、リスク回避姿勢が台頭。

米国長期金利も低下したことから、ドル円は111円台から一時110円60銭-61銭まで下落しました。

しかし堅調な米国経済、米国金利の先高観からドルは買い戻され(ドル高となり)、結局ドル円は110円69銭-70銭でこの週の取引を終えました。

ドル円の推移

先週のドル円推移は、109円20銭-21銭から111円07銭-08銭でした。

ちなみに先々週のは、108円64銭-65銭から110円03銭-04銭です。

さらにその前の週は、107円62銭-63銭から109円53銭-54銭です。

参考までにその前は、106円87銭-88銭から107円85銭-86銭です。

ひとつおまけに前週、106円61銭-62銭から107円77銭-78銭です。


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今週の予想

今週のドル円は、好調な米国経済・米国長期金利上昇による日米長期金利差拡大への思惑からドル買い(ドル高)が進みやすいものの、主に中東地域における地政学リスク増大への懸念から、上値の重い展開が予想されます。


今週の重要な米国・日本のイベントは、

05月23日の米国:4月新築住宅販売件数

05月23日の米国:連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

などが予定されています。


注目は米国:連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

23日(日本時間24日午前3時)、5月1日-2日開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されます。

6月利上げや今後の利上げペースに関する情報があるかどうかに注目が集まります。

各国の利上げ事情

米国連邦準備制度理事会(FRB)は6月にも再度利上げすると見られているものの、欧州中央銀行(ECB)や英国中央銀行(BOE)、豪州準備銀行やNZ準備銀行、日本銀行などの他の先進国は現行の政策金利・金融政策を維持する見通しとなっています。

米国は今後も2回(年合計3回)ないし3回(年合計4回)の利上げを行なう可能性が高く、結果米国との長期金利拡大、または縮小からドル買い他国通貨売り(ドル高他国通貨安)が継続する見込みです。

現に、米国10年債利回りは一時3.1%台を突破し、現在でも3.67%と、節目の3%を上回る水準で推移しています。

しかし利上げペースの加速については米国の景気経済の鈍化につながる可能性も高く、FRB内でも意見が分かれているのが現状です。

地政学リスクの上昇

米国トランプ政権は、イスラエルの首都をエルサレムと認定し、米国大使館をエルサレムに移転し、イスラム諸国(特にトルコとイラン)との関係悪化が取り沙汰されています。

またイスラエルも同様にイスラム諸国(特にトルコとイラン)との対立が激化しています。

米国による一方的なイラン核合意からの離脱問題もあり、中東地域を巡る地政学リスクへの警戒感が増大しています。

また北朝鮮も突如南北閣僚級会談の中止を表明。

さらには来月12日に開催が予定されている米朝首脳会談の中止もほのめかしていることから、実際に中止になった場合にはリスク回避の円買い(円高)から、ドルの上値はが重たくなる可能性もあります。

今週のレンジ予想

今週の予想レンジは、109円00銭から112円50銭までと予想します。

ちなみに先週は、107円00銭から111円00銭という予想でした。


FX(外国為替証拠金取引)の感想

上記中東地域を巡る地政学リスクの上昇は少し心配しています。

対立先がイスラエルだけならまだしも、イランはイラン核合意問題からアメリカと。

トルコもイスラム教の国と地域で作るイスラム協力機構の議長国だからなのか、駐アメリカ・駐イスラエル大使を召還することを表明するなど、対立を激化させています。

ただ…イスラエル・米国 VS イスラム諸国では軍事力が違いますからね。

小競り合いで大きな事件には発展しないのではないかな…と思っています。

あ、北朝鮮を巡るリスクに対しては特に心配はしていません。

せっかく手に入れた米朝首脳会談の機会を北朝鮮自らが手放すことなく、いつもの自作自演の危機作りでしょう(笑


あとは今回の米中協議。

楽観的な観測が流れていましたが、上記通り貿易戦争の回避で歩み寄ったことは大きいですね。

中国経済も好調とは言えず、中国経済を牽引しているPCやスマホ、家電などの中心(ハイテク)部品も、ふたを開けてみれば日米製品だったりしますので、米国からの輸入が止められたり輸出が制限されれば、中国経済は大きなダメージを追うことが分かりましたからね。

通貨も経済も米国一強の現状は、幸か不幸かしばらく続きそうです。



iサイクル注文トラッキングトレード運用設定時のドル円相場は、

短期:105円~112円程度のレンジ相場
長期:105円~115円程度のレンジ相場

と予想します。

iサイクル注文トラッキングトレードは遊んでいる最中や寝ている最中でも自動で売買取引しているので、資金管理と設定さえしっかりしておけば、あとは見ているだけ、もしくは結果を確認するだけとなります(笑)

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