米国雇用統計と北朝鮮核実験により為替は乱高下-ドル円FX09月01日は1.0万円の利益

昨日北朝鮮が核実験(水素爆弾実験)を実施しました。

それを為替市場がどう判断するか注目(昨日はさすがに気になってなかなか眠れません)でしたが、50銭-60銭程度の下窓開きで済みました。

核実験から市場再開まで時間があったのか、思ったよりも市場は冷静でしたね。

さてあとは株式市場と米国トランプ大統領がどう判断するか…。

なお忘れがちですが先週金曜日は雇用統計の発表がありました。

普段はインパクトある話題なのですが、現在は北朝鮮による核実験強行による地政学リスク上昇で話が持ちきりです。

そんな中、申し訳ありませんが、下記は先週9月1日金曜日の雇用統計の出来事となります(笑


01日は、5ポジションの決済により100pips、計10,000円の利益でした！

2017年09月はここまで、合計100pips、計10,000円の利益です！

今後もドル安円高基調ながらもドルの下値は底堅く、レンジ相場が続きそうな今がiサイクル注文やトラッキングトレードを始めるチャンス！

01日のまとめ検証、今日の予想

01日のまとめ検証

01日のドル円相場は、

東京市場では、109円91銭-92銭から110円21銭-22銭と堅調推移。

欧米市場では、雇用統計発表直後に109円56銭-57銭まで下落後、ISM製造業景況指数発表により110円47銭-48銭まで上昇。

結局、110円25銭-26銭でこの週の取引を終えました。


米国08月の雇用統計内容が、非農業部門雇用者数や失業率、平均時給、すべて市場予想を下回るというネガティブサプライズにより、大きくドル売り(ドル安)が進みました。

(ADP雇用統計が良かった分、失望も大きかった)

しかしその後発表された08月のISM製造業景況指数が58.8と市場予想の56.5を大きく上回る6年ぶりの高水準だったため、米国の景気経済への不安を一蹴。

ドルの買戻し(ドル高)に拍車がかかりました。

今日の予想

本日のドル円は、109円台半ばから後半での推移でしょうか。

北朝鮮の核実験強行による地政学リスク上昇を受けてリスク回避姿勢が強まっており、安全資産とされる円買い(円高)が進んでおり、継続中です。

日本市場の動向次第(日経平均株価)によっては、109円台半ばを下回る可能性もあります。

ニューヨークダウと原油価格

ニューヨークダウとナスダック

01日の米国株式市場、ニューヨークダウ平均は39.46ドル高の21987.56ドル。

ナスダック総合指数は6.67ポイント高の6435.33で取引を終了しました。


欧州株価が全面高の展開となったため、それにつられる形で米国株も買い先行でスタート。

上記通り08月の雇用統計内容がネガティブサプライズとなったこと。

その後の08月のISM製造業景況指数は市場予想を上回ったことから、雇用統計で年内の追加利上げ観測が後退⇒金利上昇への不安回避。

ISM製造業景況指数で米国経済への自信回復と、株式市場にとっては良い結果となったことから終日堅調推移の展開となりました。

ナスダック総合指数は最高値を更新しました。

なお本日04日はレイバー・デー(労働者の日)の祝日のため、米国株式相場は休場となります。

原油価格

混乱の一因ともなっている原油は、終値1バレル＝47.29ドルで取引を終了。

前日終値より、およそ0.06ドルの上昇となりました。


台風(ハリケーン”ハービー”)の被害により、操業を停止していた石油精製関連施設の一部が早くも操業を再開したとの報道により買い戻しが入りました。

ガソリン価格は反落しましたが、原油需要回復への思惑が勝った形です。

さらに上記通り08月のISM製造業景況指数が2011年4月以来の6年ぶりの高水準となったことから、製造業での需要拡大も見込まれることも一因となりました。

FX(外国為替証拠金取引)の感想

今回の米国雇用統計は市場予想を全項目下回るという期待外れの雇用統計となりましたが、面白かったですね。

21時30分の発表直後は109円55銭-56銭あたりまで下げたものの、30分後には全戻し。

23時発表の08月ISM製造業景況指数では逆に110円50銭手前まで上昇しています。

上下値動き値動きは激しかったのですが、雇用統計前はぜんぜん動かなかったので、思ったよりは利益(儲け)が出なかったのが残念かな。


さて注目の月に一度のお祭り、米国08月の雇用統計ですが、

非農業部門雇用者数変化
市場予想前月比+18.0万人、実績同+15.6万人

失業率
市場予想4.3％、実績4.4％

平均時給
市場予想前月比+0.2％、実績同+0.1％

とすべて市場予想を下回るネガティブサプライズとなりました。

ADP雇用統計が良かっただけに失望も大きかったですね。

しかし為替とは上がったり、下がったりするもの…。

08月のISM製造業景況指数が58.8と市場予想の56.5を大きく上回る6年ぶりの高水準となったことから、雇用統計発表前の110円10銭を上回る110円47銭-48銭まで上昇しました(笑

(これは来月どちらかの数値の上方修正か下方修正があるかもしれませんね)

そもそも今回は悪かった雇用統計ですが、非農業部門雇用者数の3カ月平均は+18.5万人。

年初来の平均も+17.6万人と、完全雇用に近づいている現状、十分力強い数字です。

利上げがあってもおかしくはない雇用者数なのですが…平均時給などのインフレ率がねぇ…。


しかし、ほんと為替って上がったり下がったりですね。

小さな幅のレンジ相場、大きな幅のレンジ相場の中を行ったり来たりしています。

iサイクル注文やトラッキングトレードは簡単な仕組みですが、良くできた理に適ったシステムです。

円買いポジションの場合、ここから大きく円高が進む可能性は低いと思われることからiサイクル注文やトラッキングトレードを始めるチャンスとも言えます。


不安定な相場が続いていますが、大丈夫です。

金のなる木はあります。

金の卵を産むガチョウもいます。

資金管理とリスク管理、ポジション管理が上手く出来れば、利益が上がる方法が見出せます。

今日の重要経済指標

17:30 【英国】
08月 建設業購買担当者景気指数(PMI)
重要度　☆

18:00 【欧州】
07月 卸売物価指数(PPI)
重要度　☆


iサイクル注文やトラッキングトレード運用設定時のドル円相場は、

短期:108円～115円程度のレンジ相場
長期:107円～117円程度のレンジ相場

と予想します。

※iサイクル注文は外為オンラインの登録商標です。
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寝ている時も、遊んでいる時も、仕事している時も、PCやスマホの電源を切っていても全部自動で売買してくれます。

昨日までのポジション ⇒ 決済レート 取引損益

116.100
115.900
115.700
115.500
115.300
115.100
114.900
114.700
114.500
114.300
114.100
113.900
113.700
113.500
113.300
113.100
112.900
112.700
112.500
112.300
112.100
111.900
111.700
111.500
111.300
111.100
110.900
110.700
110.500
110.300
110.100 ⇒ 110.300　 2,000円
110.100
109.900 ⇒ 110.100　 2,000円
109.900 ⇒ 110.100　 2,000円
109.900 ⇒ 110.100　 2,000円
109.700 ⇒ 109.900　 2,000円


8円の想定反動幅では狭く小さいです。

想定変動幅は広く大きく取りましょう♪

管理人との約束です♪

利益より損益を出さなことの方が、よっぽど重要です(涙

今後は利益より損益を出さないようにシフトしていきたいと思案中です。


ドル円は不安定な展開となっています。

ただそのため、ちょっとしたことでも値動きが大きくなる可能性はあることには注意が必要です。

変動想定幅と必要資金は余裕を持った設定にした方が、より安全です。

なお上記設定内容については、iサイクル注文 トラッキングトレード開始！、及びトラッキングトレード中止(取消)後に再稼動を参照ください。

iサイクル注文 トラッキングトレードの利益