米国利上げ加速観測しぼむ-03月31日1.0万円の損益!ドル円為替の検証

トランプ大統領が巨額の貿易赤字究明の大統領令に署名しました。

(米国にとって)不均衡な為替レートの影響を究明するそうです。

31日は、ポジションの決済により100pips、計10,000円の利益でした！

2017年03月はここまで、合計420pips、計42,000円の利益です！

トランプ相場の今がiサイクル注文やトラッキングトレードを始めるチャンス！

31日のまとめ検証、今日の予想

31日のまとめ検証

31日のドル円相場は、

東京市場では、111円69線-70銭から112円19銭-20銭と堅調推移。

欧米市場では、一時111円24銭-25銭まで下落し、結局111円38銭-39銭でこの週の取引を終えました。

米国トランプ大統領が中国や日本などとの貿易に対する巨額な貿易赤字究明の大統領令に署名したこと。

ニューヨーク地区連銀のダドリー総裁が「金融政策引き締めの緊急性はない」との認識を示したことで、米国の利上げペースが加速しないとの思惑からし、ドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。

今日の予想

本日のドル円は、111円台での推移でしょうか。

上記通り米国の利上げペースが加速しないとの思惑や、米国株安を意識してリスクオン状態のドル買い円売り(ドル高円安)は後退する見込みです。

ニューヨークダウと原油価格

ニューヨークダウとナスダック

31日の米国株式市場、ニューヨークダウ平均は65.27ドル安の20663.22ドル。

ナスダックは2.61ポイント安の5911.74で取引を終了しました。

前日上昇分の利益確定売りや、第1四半期末でのポジション調整売りが上値を抑える展開となりました。

米国02月の個人所得は、前月比+0.4％と市場予想と一致。

米国02月の個人消費支出(PCEコア)も、前月比+0.2％で市場予想と一致。

03月シカゴ購買部協会景気指数や同ミシガン大学消費者態度指数も上下こそあるものの、ほぼ市場予想に一致と、これらの経済指標は相場への影響を与えませんでした。

原油価格

混乱の一因ともなっている原油は、終値で1バレル＝50.60ドルで取引を終了。

前日終値より、およそ0.25ドルの上昇となりました。

3月8日以来の50ドル台の回復となりました。

引き続き石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国との協調減産措置が延長されるとの思惑期待から、買いが進みました。

ただ、米国国内での掘削設備(リグ)稼働数が、前週比10基増の662基と11週連続で増加したことにより、上値が抑えられる展開となりました。

FX(外国為替証拠金取引)の感想

ハト派だったニューヨーク地区連銀のダドリー総裁が、03月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げに賛成したことや、30日の発言(03月30日ドル円為替の検証)でタカ派に鞍替えしたと思ったら一転、「金融政策引き締めの緊急性はない」と発言し、盛り上がっていた米国の利上げ加速観測が一気にしぼんでしまいました。

ゴールドマン・サックス出身のダドリー総裁ですが、同じくゴールドマン・サックス出身のムニューシン米国財務長官が低金利の継続を要請していることと、何か関係があるのでしょうか？

それともやはり同じくゴールドマン・サックス出身で利上げ反対派のミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁と何か議論して考えが変わったのでしょうか。

せっかく良い雰囲気だったのになー…。


本日は01-03月期の日銀短観が発表されます。

大企業製造業で前回実績の+10から+14に。

同先行きについても前回実績の+8から+13に改善すると予想されています。

市場予想通りなら問題ないですが、あまり上回りすぎて米国向けの輸出が伸びる心配が出てくると、米国によって日本が為替操作国と見なされる可能性が高まってしまうため、なかなか難しいところです。

残念ながら今の状況では、ドル買い円売り(ドル高円安)が大きく進む状態ではないですね。


しかしほんと為替って、上がったり下がったりですね。

小さな幅のレンジ相場、大きな幅のレンジ相場の中を行ったり来たりしています。

iサイクル注文やトラッキングトレードは簡単な仕組みですが、良くできた理に適ったシステムです。

円買いポジションの場合、ここから大きく円高が進む可能性は低いと思われることからiサイクル注文やトラッキングトレードを始めるチャンスとも言えます。


不安定な相場が続いていますが、大丈夫です。

金のなる木はあります。

金の卵を産むガチョウもいます。

資金管理とリスク管理、ポジション管理が上手く出来れば、利益が上がる方法が見出せます。

今日の重要経済指標

08:50 【日本】
01-03月期 日銀短観・四半期大企業製造業先行き
重要度　☆

08:50 【日本】
01-03月期 日銀短観・四半期大企業製造業業況判断
重要度　☆☆

10:30 【オーストラリア】
02月 小売売上高
重要度　☆

10:30 【オーストラリア】
02月 住宅建設許可件数
重要度　☆

10:45 【中国】
03月 Caxixn製造業購買担当者景気指数(PMI)
重要度　☆

17:00 【欧州】
03月 製造業購買担当者景気指数(PMI改定値)
重要度　☆

17:30 【英国】
03月 製造業購買担当者景気指数(PMI)
重要度　☆

18:00 【欧州】
02月 失業率
重要度　☆

18:00 【欧州】
02月 卸売物価指数(PPI)
重要度　☆

23:00 【米国】
02月 建設支出
重要度　☆

23:00 【米国】
03月 ISM製造業景況指数
重要度　☆☆


iサイクル注文やトラッキングトレードはドル高円安トレンドでも相場に追従していきますし、調整時でのレンジ相場は得意なので必要金額と値幅を参考に始めてみるのも良い時期だと思います。

iサイクル注文やトラッキングトレード運用設定時のドル円相場は、

短期:110円～117円程度のレンジ相場
長期:108円～118円程度のレンジ相場

と予想します。

※iサイクル注文は外為オンラインの登録商標です。
※トラッキングトレードは外為オンラインからライセンス供与を受けたサービスです。

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iサイクル注文やトラッキングトレードは、テクニックやスキルも必要ない、FX初心者こそお勧めの自動売買リピート注文系システムトレードです。

寝ている時も、遊んでいる時も、仕事している時も、PCやスマホの電源を切っていても全部自動で売買してくれます。

昨日までのポジション ⇒ 決済レート 取引損益

118.100
117.900
117.700
117.500
117.300
117.100
116.900
116.700
116.500
116.300
116.100
115.900
115.700
115.500
115.300
115.100
114.900
114.700
114.500
114.300
114.100
113.900
113.700
113.500
113.300
113.100
112.900
112.700
112.500
112.300
112.100
111.900 ⇒ 112.100　 2,000円
111.900
111.700 ⇒ 111.900　 2,000円
111.700 ⇒ 111.900　 2,000円
111.700
111.500 ⇒ 111.700　 2,000円
111.500
111.300 ⇒ 111.500　 2,000円
111.300

今後は利益より損益を出さないようにシフトしていきたいと思案中です。


ドル円は不安定な展開となっています。

ただそのため、ちょっとしたことでも値動きが大きくなる可能性はあることには注意が必要です。

変動想定幅と必要資金は余裕を持った設定にした方が、より安全です。

なお上記設定内容については、iサイクル注文 トラッキングトレード開始！、及びトラッキングトレード中止(取消)後に再稼動を参照ください。

iサイクル注文 トラッキングトレードの利益