iサイクル注文やトラッキングトレードは「安く買って高く売る」を自動で繰り返します。
レンジ相場はリピート注文系システムトレードで
相場はいつも大きく動いているわけではありません。
円安や円高方向へ一気に突き進んでいるトレンド相場よりも、一定の値幅内でいったりきたりしているレンジ相場の方が圧倒的に多いです。
レンジ相場のときは、レンジの上限下限に近づいた段階で細かく注文を出したり決済したりを繰り返しておけば良いのですが、専業のトレーダーならまだしも、普通の会社員や忙しい主婦の方には難しいです。
そんなときは、最初の発注時に設定した(一定の値幅)通りに新規注文と決済注文の取引を自動で繰り返し(リピート)してくれるリピート注文系システムトレードを活用するのが便利です。
iサイクル注文やトラッキングトレード、連続予約注文がリピート注文系シストレに該当し、小さな値動きを狙ってコツコツと利益を稼いでくれます。
リピート注文系システムトレードならパソコンの電源を落として寝ていても自動で売買してくれるので大変便利です。
今後の相場感
1ブログ1管理人の個人的な感想ですが、今後の為替相場の材料を見ると、ドル高円安要因の方が多いです。
09月下旬に発表された「新三本の矢」は期待はずれと言われていますが、具体策はこれからです。
アベノミクスにとって株高・円安は生命線ですから、大規模な経済対策や日本銀行による追加緩和が打ち出されてくると予想されます。
欧州についても欧州中央銀行(ECB)ドラギ総裁が「12月に金融緩和策を再検証する必要がある」とも発言。
12月の追加緩和観測が急速に高まりました。
一方アメリカは物価の上昇、つまりインフレ抑制のため利上げ時期を模索しています。
日本:追加緩和観測
欧州:追加緩和観測
米国:利上げ観測
各国の金融政策の違いから円安ユーロ安ドル高方向へ進み、現在のレンジ相場を突破していくとすればドル高方向に抜けていく可能性が高いです。
“買い”方向で設定し円安ドル高方向に進むとすれば、高値で買ったポジションも一時的な円高では含み損となるものの、いずれは円安方向に値を戻し利益確定されます。
ちなみに今後の各国の中央銀行の会合日は
日本:日本銀行金融政策決定会合
10月30日(金)
11月19日(木)
12月18日(金)
欧州:欧州中央銀行(ECB)理事会
10月22日(木)
12月03日(木)
米国:連邦公開市場委員会(FOMC)
10月28日(水)
12月16日(水)
となっています。
iサイクル注文 トラッキングトレードのメリット
一度設定するとあとは自動的に新規注文・決済注文を繰り返してくれるリピート注文系システムトレード。
その大きな特徴は「追尾」機能です。
自身の相場感や資金と相談の上で決めた想定変動幅の中で、相場が動いていてくれればコツコツと稼いでくれますし、想定変動幅を抜けても値動きを追尾して自動的に再注文し、相場を追っかけて売買を繰り返してくれます。
不利な方向に大きく動いてしまっても、きちんと損切り(*1)もしてくれます。
レンジ相場ではコツコツと稼ぎ、相場が急変したときは発注レートを上に下にと追尾させながら損切りもしつつ、利益(稼ぎ)を継続してくれます。
iサイクル注文やトラッキングトレードがそれに該当し、大切な資金を運用・管理してくれます。
(*1)
ただ、管理人はなるべく損切りは発生させない方が良いと考える派です。
しかし、iサイクル注文やトラッキングトレードHPを見る限り、損切りを発生させても小さい想定変動幅(レンジ幅)で設定するほうが、より利益(儲け)を出してくれているのも事実。
利用者の考え方に任せるしかないですが…。
iサイクル注文 トラッキングトレードのデメリット
リピート注文系システムトレードを一度設定しておけば、あとの取引はすべてお任せ。
あなたは「今日はいくらの利益(儲け)かな?」と確認する程度で良いのです。
しかし…、良いことメリットばかり書いてきましたが、もちろんデメリットもあります。
まずは安心して運用するには一定の余裕ある資金が必要です。
ここは必要金額と値幅を参考にしてください。
そしてこれは誰しも(管理人含む)経験することですが、リピート注文系システムトレードでは高値でも買っていきます。
直近の例ですと08月12日に開始し(08/12の実績検証)、125.1円のポジションを注文したとします。
08月24日には116.2円くらいまで下落しますので(08/24の実績検証)、約9円の円高に耐えられる設定にしておかないと損切りが発生してしまいます。
そのためにも資金管理は重要です!
少し円高気味だな、と感じたときが絶好の開始時期ですが…、それが分かれば苦労しませんね(笑)
なおiサイクル注文やトラッキングトレード設定時のドル円相場は116円~124円程度のレンジ相場と予想します。(2015年12月20日現在)
(iサイクル注文やトラッキングトレードを利用する場合は想定変動幅として見てください)
昨年12月の115.5円、今年1月の115.8円、そして今年8月の116.2円。
管理人もここが底値と読み115円までは耐えれる設定に修正し再稼動(トラッキングトレード中止(取消)後に再稼動)させたいと思います。
[2016年03月20日追記]
現在111円を割り込み110円目前となっています。
2016年01月-02月に比べれば、原油価格も株価も上昇しており、リスクオフ状態となっています。
しかし、安心は出来ません。
資金管理とリスク管理、ポジション管理にはご注意ください。
iサイクル注文やトラッキングトレード設定時のドル円相場は
短期:110円~116円程度のレンジ相場
長期:110円~120円程度のレンジ相場と予想を変更します。